意味
シリンダー11のグロープラグ制御回路の電圧が期待される範囲を下回っています。原因としては、プラグ、その配線や接続、または制御回路が考えられます。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
エンジンコントローラーは、ディーゼル予熱システムの作動中、シリンダー11のグロープラグ制御回路を監視します。その回路の電圧が想定より低いとP06E0が設定されます。一般的な原因は、シリンダー11の制御線のアース短絡または接続不良です。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 制御線のアース短絡
- コネクターピンの腐食による接触抵抗の増大
- ハーネスの被覆が擦れて損傷
症状
- グロープラグ警告灯の点灯(多くはオレンジ色のコイルマーク)
- 寒冷時におけるエンジン始動の困難、または始動不良
- 暖機中のマフラーからの白煙
診断方法
- フリーズフレームデータを記録し、他のグロープラグコードも確認して、故障がシリンダー11に限られているか判断します。
- 車両のシリンダー識別情報でシリンダー11の位置を特定し、グロープラグコネクターとハーネスに擦れ、導体の露出、腐食がないか点検します。
- シリンダー11のコネクターに押し戻された端子や腐食した端子がないか確認し、コネクターが確実に接続されていることを確認します。
- メーカー指定の手順で、シリンダー11の制御線のアース短絡と回路の導通を試験します。
- 配線と接続に問題がなければ、メーカー規定値に従ってシリンダー11のグロープラグと制御出力を試験します。
一般的な修理方法
- シリンダー11のグロープラグコネクターを清掃し、確実に接続します。
- シリンダー11のハーネスの絶縁損傷または制御線のアース短絡を修理します。
- シリンダー11回路の腐食または緩みのある端子を修理します。
- 試験で故障部品が特定された場合は、シリンダー11のグロープラグを交換するか、その制御回路を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
暖機後はエンジンが正常に作動することがありますが、冷間始動が困難になり、白煙が出る場合があります。点検が終わるまでは、寒冷時の運転を当てにしないでください。暖機中の失火が続くと、走行状態と排出ガスが悪化することがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。