意味
クローズドループ燃焼コントローラーは、シリンダー1の燃焼パフォーマンスが校正された品質基準を下回っていることを報告しています。シリンダー圧力トレースから算出されるIMEP(図示平均有効圧力)、CA50(50%質量燃焼角度)、またはピーク圧力がモデルから逸脱しています。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
エンジンコントロールモジュールは、圧力波形やサイクル中に発生する仕事量、燃焼タイミングなどの指標を使ってシリンダー1の燃焼を評価します。このコードは、シリンダー1の計算上の燃焼品質が設定範囲を外れると設定されます。燃料供給不足、圧縮圧力の低下、または制御システムに届くデータの不正確さが考えられます。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- インジェクター噴射量のドリフト
- 低圧縮
- CANメッセージを誤ってルーティングしているゲートウェイモジュール
症状
- チェックエンジンランプ点灯
- アイドリング不調またはエンジン失火
- 出力低下
- 不均一な加速
診断方法
- スキャンツールでフリーズフレームデータを保存し、シリンダー1の圧力、燃焼性能、失火の各値を確認します。
- シリンダー1のライブデータを他のシリンダーと比較し、問題がそのシリンダーに限られるか、複数のシリンダーに現れるか確認します。
- シリンダー1のインジェクターと圧力センサーのコネクターおよび配線に損傷や接触不良がないか点検します。
- シリンダー1のインジェクター流量または作動を点検し、メーカーの仕様と比較します。
- 燃料供給と信号の点検で燃焼不良の原因が特定できない場合は、シリンダー1の圧縮圧力を測定します。
- シリンダー1のセンサーと機械部品に問題がない場合は、制御システムへの通信とゲートウェイのメッセージ経路を点検し、シリンダーのデータに欠落や不整合がないか確認します。
一般的な修理方法
- シリンダー1のインジェクターまたは圧力センサーの接続部の緩みや損傷を修理します。
- テストで確認されたインジェクター流量のずれを是正するか、シリンダー1のインジェクターを交換します。
- テストで確認されたシリンダー1の圧縮またはシール不良を修理します。
- シリンダー1のデータに影響していることが確認された通信またはゲートウェイ経路の故障を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジンが失火する、または出力が不足している場合は、診断が済むまで高速走行や重い負荷を避けてください。燃焼不良が続くと燃料消費と排出ガスが増え、触媒コンバーターを損傷するおそれがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。