意味
ECUは、バンク1の後側酸素センサーのヒーター制御において、閾値未満のローサイド電圧を検知しました。ヒータードライバーがオン固着しているか、短絡(アース落ち)している可能性があります。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
P2256は、バンク2の上流側酸素センサー、センサー1の負電流制御回路に関するコードです。モジュールがその回路の下限しきい値を下回ったと検出すると設定されます。提示された意味の説明文は別の下流側センサーのヒーター不具合を記載しているため、テスト前にコードと車両固有の定義を確認してください。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- ヒーター線の短絡(アース落ち)
- ヒーター内部の短絡
- コネクターピンの腐食(接触抵抗の増大)
症状
- 数回のドライブサイクル後のチェックエンジンランプ点灯
- 冷間始動時の燃料消費量のわずかな増加
- クローズドロ―プ燃料制御への移行の遅延
- 排出ガス検査(ラムダレディネス)の不合格
診断方法
- フリーズフレームデータとバンク2センサー1のライブ測定値を取得し、バンク1センサー1と比較して回路異常が発生する状況を特定します。
- バンク2センサー1のコネクターと周辺ハーネスを点検し、腐食、端子の接触不良、擦れ、熱損傷がないか確認します。
- 配線図でVs負電圧回路を特定し、グラウンドへの短絡または断線がないか点検します。
- 整備情報の指示に従ってセンサーを切り離し、低電圧の測定値がハーネス側かセンサー側のどちらにあるか特定します。
- 部品を交換する前に、メーカーの規定値に照らしてセンサーと回路の導通をテストします。
一般的な修理方法
- バンク2センサー1のコネクターにある腐食した端子を清掃または修理します。
- 損傷またはグラウンドに短絡したVs負電圧線を修理します。
- 内部の負電流回路の不具合がテストで確認された場合は、バンク2センサー1の酸素センサーを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
通常は走行できますが、モジュールがバンク2の上流側センサーを正しく利用できない場合、燃費と排出ガスが悪化する可能性があります。ラフな作動が生じた場合は長距離走行を避け、排出ガス検査の前に修理してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。