OBD-II 故障コード

P2CD9: ターボチャージャー/スーパーチャージャーブーストセンサーD回路高

意味

ECMがターボチャージャー/スーパーチャージャーブーストセンサーD回路の回路高異常を検出しています。検出値を制御に確実に使用できません。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
  • エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります

仕組み

ブーストセンサーDは、ターボチャージャーまたはスーパーチャージャーの制御に使う圧力信号をエンジン制御モジュールに送ります。センサーD回路の電圧がモジュールの較正済み範囲を上回ると、このコードが設定されます。信号線のバッテリー電圧への短絡、センサーの断線、腐食による接続不良などが原因となる場合があります。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. 信号線がB+に短絡
  2. センサーの断線
  3. コネクタ端子の腐食による接触抵抗の増大

症状

  • エンジン出力が低下する可能性
  • 過給圧制御が制限される可能性

診断方法

  1. フリーズフレームデータを保存し、関連するセンサーコードを読み取ります。共通電源または配線の問題を示す他の故障があるか確認します。
  2. ブーストセンサーDのコネクターに腐食、水分、ピンの曲がり、端子の緩みがないか点検し、ハーネスの信号線が電源線に接触していないか確認します。
  3. センサーDのライブデータをエンジン停止時に読み取り、他の圧力測定値と比較して信号が不自然に高くないか確認します。
  4. 配線図に従い、センサーDの信号回路に断線またはバッテリー電圧への短絡がないか試験し、メーカーの手順に従って電源とアースを点検します。
  5. 配線とコネクターに問題がない場合は、メーカーの診断手順に従ってブーストセンサーD内部の断線や故障を試験します。

一般的な修理方法

  • ブーストセンサーDのコネクター端子の緩み、腐食、損傷を修理します。
  • センサーD回路の信号線の断線またはバッテリー電圧への短絡を修理します。
  • センサーD内部の断線、またはその他の故障が試験で確認され、回路に問題がない場合は、ブーストセンサーDを交換します。

運転を続けても大丈夫ですか?

過給制御が制限され、エンジン出力が低下することがあるため、けん引、急加速、危険を伴う追い越しは避けてください。大幅な出力低下が起きた場合や車両がリンプモードに入った場合は、安全な場所に停車し、支援を手配してください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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