OBD-II 故障コード

P2C36: クランクケース圧力センサーB回路断続/不安定

意味

ECMは、クランクケース圧力センサーB回路の断続/不安定異常を検出しています。制御に使用できる信頼性の高い値を取得できません。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります

仕組み

クランクケース圧力センサーBはエンジンと換気の制御用にクランクケース内圧をECMへ報告します。コネクターやアースの接触が振動で失われるなどして、センサーBの信号が予測不能に変化したり途切れたりすると、この断続/不安定コードが設定されます。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. センサーコネクターの差し込み不良
  2. アース基準電位のノイズ
  3. 振動時に接触が断続するコネクター

症状

  • チェックエンジンランプ
  • アイドリングが不安定またはばらつく
  • エンジン性能が断続的に変化する

診断方法

  1. フリーズフレームデータとコード状態を確認し、エンジンのアイドリング中にセンサーBのライブデータを監視して信号の途切れがないか調べます。
  2. センサーBコネクターのロック不完全、ピンの緩み、腐食、オイル汚れを点検し、ハーネスに張力や擦れがないか確認します。
  3. エンジン作動中に安全に作業できる状態で、センサーBのハーネスを軽く動かしながら信号の急変を監視します。
  4. メーカー指定の手順でセンサーBのアース基準、電源、信号線を検査し、断続的な断線や過大抵抗がないか確認します。
  5. 不安定な接続を修理するか、検査で不良となったセンサーを交換した後、ライブデータ検査を繰り返し、コードが再発しないことを確認します。

一般的な修理方法

  • クランクケース圧力センサーBのコネクターを奥まで差し込み、確実に固定します。
  • 腐食したコネクター接点を清掃し、緩みまたは損傷のあるピンを修理します。
  • 擦れた配線、または内部で断線したセンサーB配線を修理し、アースを正常な状態に戻します。
  • 配線と接続部が安定しているのに出力が不安定な場合は、センサーBを交換します。

運転を続けても大丈夫ですか?

エンジンが安定して作動していれば走行できる場合がありますが、性能が急に悪化したり、エンジンが不調になったりした場合は停車してください。断続的な信号でエンジン制御が不安定になるおそれがあるため、接続部を修理するまで長距離走行は避けてください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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