OBD-II 故障コード

P2C33: クランクケース圧力センサーB回路範囲/性能

意味

ECMは、クランクケース圧力センサーB回路の範囲/性能異常を検出しています。制御に使用できる信頼性の高い値を取得できません。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります

仕組み

クランクケース圧力センサーBはクランクケース内圧を測定し、ECMのエンジン制御と換気制御の演算に使用されます。センサーBの信号が電気的には存在するものの、想定範囲から外れている、または想定どおりに変化しない場合にこの範囲/性能コードが設定されます。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. センサー特性のずれ
  2. センサー取付位置のずれ
  3. センサー素子が校正範囲を超えて経年劣化している

症状

  • チェックエンジンランプ
  • アイドリングが不安定またはばらつく
  • 燃費の悪化

診断方法

  1. フリーズフレームデータとセンサーBの圧力ライブデータを確認し、値が妥当でなくなったときのエンジン運転条件を調べます。
  2. センサーBの取り付け部、コネクター、周辺のハーネスを点検し、位置ずれ、汚れ、嵌合の緩み、読み取りを歪める損傷がないか確認します。
  3. 変化するエンジン運転条件でのセンサーBの出力を、メーカーが想定する応答および仕様と比較します。
  4. 配線図を使ってセンサーBの基準電圧、アース、信号線を検査し、抵抗、短絡、接続の不安定がないか確認します。
  5. 取り付けと配線が正しいのに読み取り値が範囲外のままの場合は、センサーBを検査または交換し、コードが消去された状態を確認します。

一般的な修理方法

  • クランクケース圧力センサーBを正しい位置に固定します。
  • センサーBコネクターを清掃して差し込み直し、損傷した配線を修理します。
  • センサーBの出力がメーカー指定範囲を超えてずれている場合は交換します。
  • コードを消去し、エンジン運転条件の変化にセンサー値が追従することを確認します。

運転を続けても大丈夫ですか?

エンジンが安定していれば短距離の慎重な走行は一般的に可能ですが、アイドリングが不安定になる、または燃料消費量が増える場合は長距離走行を避けてください。センサー値の誤りはエンジン制御に支障をきたすため、早めに診断してください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

同じ部品のコード

近くのコード