意味
コントロールモジュールは、トランスミッションフルード圧力センサー/スイッチFに関連する電気回路の故障を検知します。このコード単体では、センサーと配線のどちらが故障しているかは確定しません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
トランスミッションフルード圧力センサー/スイッチFは、トランスミッションの作動制御に使う圧力情報をコントロールモジュールに送ります。P0992はFセンサー/スイッチの電気回路の不具合を示しますが、センサー自体、配線、接続部のどれが故障したかは特定できません。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- センサーの故障
- 配線の故障
症状
- チェックエンジンまたはトランスミッション警告灯の点灯
- 変速ショック、変速遅延、または不規則な変速
- フェイルセーフモードの可能性(1つのギアに固定)
- 変速時の滑りまたはジャダー(異音・振動)
診断方法
- フリーズフレームデータを保存し、トランスミッションのライブデータで圧力センサー/スイッチFの値を確認します。値が欠落している、固定されている、または不安定かを記録します。
- Fセンサーのコネクターと近くのハーネスを点検し、差し込みの緩み、腐食、フルード汚染、端子の損傷、擦れや断線がないか確認します。
- 車両の配線図とメーカーの手順に従って、F回路の基準電圧、アース、信号の接続を確認します。
- 指定された条件下でFセンサーの出力をスキャンツールのデータおよびメーカーの規定値と比較します。
- 配線と接続部に異常がなければ、メーカーの指示に従って圧力センサー/スイッチFを検査します。センサー回路に異常がない場合に限り、コントロールモジュールを調べます。
一般的な修理方法
- Fセンサーコネクターを接続し直すか清掃し、損傷した端子を修理します。
- Fセンサー回路の断線、短絡、擦れのある配線を修理します。
- 検査で故障が確認された場合は、トランスミッションフルード圧力センサー/スイッチFを交換します。
- Fセンサー回路の検査に合格した後、確認されたモジュールまたはコネクターの不具合を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
トランスミッションが正常に変速する場合は、診断のための短距離で穏やかな走行にとどめ、けん引を避けてください。滑る、振動する、変速が予測しにくい、または1速に固定される場合は、安全な場所で走行を中止してください。走行を続けるとトランスミッションの損傷が進むおそれがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。