意味
バンク2のカムシャフトポジションセンサーAの信号が妥当性の下限を下回っています。アースへの短絡が原因です。カムシャフトポジションセンサーは、どのシリンダーが圧縮行程にあるかを識別します。この信号がないと、ECMはシーケンシャル噴射やコイル・オン・プラグ点火を正しく制御できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
バンク2のカムシャフトポジションセンサーAは、エンジンコントロールモジュールがクランクシャフト信号と合わせてエンジンタイミングを特定するための信号を送ります。センサーA回路の電圧が想定範囲を下回るとP0347がセットされます。信号のアース短絡や回路の接続不良がよくある原因です。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 地絡 (ショート)
- コネクター端子の腐食による接触抵抗の増大
- 被覆が擦り切れたハーネス
症状
- チェックエンジンランプ点灯
- 特に中回転域で出力が低下
- アイドリング不調またはエンストの可能性
- 燃料消費量の増加
診断方法
- フリーズフレームデータとライブデータを確認し、故障時にバンク2のセンサーA信号が低いことを確かめます。
- バンク2のセンサーAコネクターとハーネスに、腐食、擦れ、押しつぶされた絶縁被覆、アースとの接触がないか点検します。
- メーカーの配線情報を使い、回路の配線とコネクターピンにアース短絡がないか確認します。
- メーカーの仕様に従ってセンサーの電源、アース、信号回路を検査し、配線故障とセンサー故障を切り分けます。
- ハーネスと接続部の点検に問題がない場合は、バンク2のセンサーAを検査し、故障が確認されたときに限り交換します。
一般的な修理方法
- 腐食または緩みのあるバンク2のセンサーAコネクターピンを清掃して確実に接続します。
- アースに短絡した配線や擦れて損傷した絶縁被覆を修理します。
- 回路検査でセンサー故障が確認された場合は、バンク2のカムシャフトポジションセンサーAを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジンが正常に作動している場合も、必要な運転は短距離かつ穏やかにとどめ、高速走行や急加速を避けてください。センサーA信号が低いとエンジン不調やエンストが起きる可能性があるため、エンジンが停止し始めた場合や大幅な出力低下がある場合は運転を中止してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。