意味
燃料ポンプモジュールAが想定どおりに応答していません。この種の配線異常は、擦れ、水の侵入によるコネクターシール部からの浸水、または端子の押し戻しが原因となることが多く、コードが有効な状態でワイヤーハーネスを揺するテストを行うと、異常箇所を特定できることがよくあります。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
燃料ポンプモジュールAは燃料ポンプの作動を制御し、エンジン制御モジュールはモジュールの応答が指令に合致しているか確認します。回路が完全に断線していなくても、応答が想定範囲または性能パターンから外れるとP025Bが設定されます。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- モジュール内部の故障
- センサー素子が校正範囲を超えて経年劣化している
- センサーの取り付けが緩み、信号が減衰している
症状
- エンジン警告灯の点灯
- 始動困難、始動不能、または高負荷時のエンスト
- 特に高負荷時または高回転時の出力低下
- クランキング時間が長くなる可能性
診断方法
- フリーズフレームデータを記録し、スキャンツールで燃料ポンプモジュールへの指令と報告された作動を比較します。
- モジュールAのコネクターシールとハーネスに、擦れ、水の侵入、腐食、コネクター内に押し込まれた端子がないか点検します。
- コードが有効な状態で、モジュールデータを監視しながらハーネスを軽く動かし、振動の影響を受ける接続不良がないか調べます。
- メーカーの配線情報に照らして、モジュールの電源、アース、制御回路の接続を確認します。
- 配線に異常がなければ、規定外の応答や取り付けの緩みがないか、モジュールと関連フィードバックセンサーをテストします。
一般的な修理方法
- 擦れた配線を修理するか、損傷したコネクターシールを修復します。
- 押し込まれた端子を元の位置に戻し、腐食した端子を清掃します。
- 振動や摩耗を受けないようハーネスを固定し直します。
- 配線に異常がないことを確認しても応答が範囲外の場合は、燃料ポンプモジュールAを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
負荷時の始動困難、エンスト、出力低下が悪化し、加速が予測しにくくなるおそれがあります。高負荷を避け、エンジンがエンストする場合や出力を維持できない場合は走行を中止してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。