OBD-II 故障コード

P2167: スロットル/アクセルペダル位置センサーE最大ストッパー性能

意味

全開時のセルフテストで、スロットル/アクセルペダル位置センサーEが校正された最大ストッパー値に達しません。センサーの摩耗、機械的ストッパーの位置ずれ、またはペダルの固着が原因です。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります

仕組み

スロットル/アクセルペダル位置センサーEは、電子スロットルシステムで使う位置信号の1つを検出します。全開時の自己診断で、制御モジュールはセンサーEの値を校正済みの全作動範囲の終点と照合します。センサーEがその最大値に達しない場合にこのコードが設定されます。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. スロットルまたはアクセルペダル位置センサーEの摩耗または故障
  2. スロットルまたはペダル機構が校正されたストッパー位置に達しない
  3. スロットルまたはペダルのリンケージの固着
  4. 配線またはコネクターの損傷

症状

  • チェックエンジンランプが点灯する
  • スロットル応答が低下し、フェイルセーフモードになる場合がある
  • 加速のもたつきまたは回転の変動が発生する
  • アイドリング回転数が高すぎる、または低すぎる

診断方法

  1. フリーズフレームデータを保存し、ペダルをゆっくり踏みながらセンサーEのライブデータを他の位置信号と比較して、Eだけが全ストローク端の値に達しないか確認します。
  2. エンジン停止時に、ペダルやスロットル機構にフロアマットなどの障害物がなく、固着せずに全ストロークまで動くか確認します。
  3. センサーEのコネクターと配線を点検し、端子の緩みや抜けかけ、腐食、擦れがないか確認します。
  4. ペダルを動かしながらセンサーEの信号回路、基準電圧回路、アース回路を点検し、メーカーの仕様と読み取り値を比較します。
  5. 機械的に全開まで動くことと配線に問題がないことを確認した場合は、メーカーの手順に従ってセンサーEまたは一体型アセンブリーを点検し、指定があれば再学習を実施します。

一般的な修理方法

  • ペダルまたはスロットル機構の障害物を取り除くか、固着を解消します。
  • センサーEのコネクターまたはハーネスの不具合を修理します。
  • 不具合のあるセンサーEまたは一体型のスロットル/ペダルアセンブリーを交換します。
  • メーカーの手順に従い、機械式ストッパーの位置を調整するか、必要な再学習を実施します。

運転を続けても大丈夫ですか?

スロットル応答が滑らかで予測どおりの場合は、穏やかに運転し、全開加速が必要な状況を避けてください。応答が急に変化したり予想外に低下したりした場合は、運転を続けないでください。出力の制限や不安定化により、交通状況で危険が生じるおそれがあります。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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