意味
ECMがバッテリーチャージャーBの電圧センサー回路の範囲または性能の異常を検出しています。測定値を制御に使用しても、信頼できる結果は得られません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
バッテリーチャージャーBの電圧センサーは、制御モジュールが充電を管理するための電気的な値を測定します。回路が単純に断線または短絡していなくても、読み取り値が想定範囲外になる場合や、期待どおりに応答しない場合にP0E86が設定されます。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- センサー特性のずれ
- センサー取付位置のずれ
- センサー素子の経年劣化が校正範囲を超えている
症状
- 充電状態インジケーターに不具合が表示される
- 充電が開始されない、または中断することがあります
- 充電速度が想定より遅くなります
診断方法
- フリーズフレームデータと充電中のライブデータを確認し、センサーの読み取り値が常にずれているか、充電中に不自然に変化するかを調べます。
- バッテリーチャージャーBの電圧センサーの取り付け状態とコネクターを点検し、位置ずれ、緩み、腐食、損傷がないか確認します。
- センサーの出力を歪める抵抗や接続の問題がないか、センサー配線と端子を確認します。
- メーカーの診断手順を使い、センサーの読み取り値を同じ回路の直接測定値と比較します。
- 回路と取り付けに異常がない場合は、メーカーの規定値に照らしてセンサーの応答を検査します。
一般的な修理方法
- センサーを固定し、取り付け位置のずれを修正します。
- コネクターの接触不良や配線不良を清掃または修理します。
- 電圧センサーの出力が規定範囲からずれている場合は交換します。
- センサー回路が正常と確認されているにもかかわらず読み取り値が異常な場合は、チャージャーBを修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
この故障が発生している間、チャージャーBの充電が遅くなったり、停止したり、利用できなくなったりする可能性があります。走行に十分なバッテリー残量を確保し、故障の診断が終わるまではこのチャージャーに頼らないでください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。