意味
モーターエレクトロニクス冷却ポンプBが、制御システムの監視する想定性能を満たしていません。原因にはポンプまたは冷却水の流れが関係する場合があり、車両によって異なります。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
モーターエレクトロニクス冷却ポンプBは、パワーエレクトロニクス冷却回路に冷却水を循環させます。ポンプの位置と回路は車両によって異なります。制御システムはポンプBと冷却性能を監視し、想定どおりに作動しないとこのコードを設定します。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 冷却回路内のエア混入
- 冷却水量不足
- 冷却水の流れの阻害
- 冷却ポンプの故障
- ポンプ配線またはコネクタの異常
症状
- ハイブリッドまたはパワートレイン警告灯の点灯
- 車両出力の低下
- モーターエレクトロニクスがオーバーヒートする可能性
診断方法
- ハイブリッド対応のスキャンツールでフリーズフレームデータとポンプBおよび温度のライブ情報を確認し、故障が発生した条件を調べます。
- システムが冷えた状態で、ポンプBの回路の冷却水量を確認し、漏れやエア混入の兆候がないか調べます。
- ポンプBのコネクターと手の届く範囲の配線に、緩み、腐食、物理的な損傷がないか点検します。
- ポンプBのホースや流路に詰まりがないか確認します。エア混入が疑われる場合に限り、メーカーの手順に従って回路のエア抜きを行います。
- 冷却水の流れと配線に異常がないようであれば、メーカーの手順に従ってポンプBを点検し、不合格なら交換します。
一般的な修理方法
- 冷却水量が不足している場合は適正量にし、漏れの原因を修理します。
- メーカーの手順に従って、ポンプBの回路からエアを抜きます。
- ポンプBに関係する損傷配線、接続不良、またはホースの詰まりを修理します。
- 性能点検で不合格となった場合は、ポンプBを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
ポンプBがモーターエレクトロニクスを冷却できていない可能性があるため、出力が低下した場合やオーバーヒート警告が表示された場合は運転を避けてください。使用を続けると熱による損傷が発生するおそれがあります。そのような症状が出たら安全な場所に停車し、冷却系統の故障を点検してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。