意味
BMSが高電圧バッテリーの電圧検出チャンネルVで回路低入力の故障を検出しています。このチャンネルではセルグループ電圧を正確に測定できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
BMSは個別のセンス配線を介してセルグループの電圧を読み取りますが、これにはチャネルVが含まれます。P0BA6は、Vの信号がBMSの想定よりも低い場合に設定されるため、そのグループの電圧の読み取り値を信頼できません。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 電圧検出線のアース短絡
- 電圧検出線の断線
- コネクター端子の腐食による接触抵抗の増大
症状
- EV/ハイブリッドシステム警告灯が点灯する
- 出力低下またはリンプモードへの移行
- 充電できない、または充電速度が低下する
- 電動走行可能距離が短くなる
診断方法
- フリーズフレームデータを記録し、チャネルVのライブ読み取り値を隣接するバッテリーセンスチャネルと比較して、V単独で異常に低く読み取られているかどうかを確認します。
- チャネルVのハーネスとコネクタに損傷、湿気、腐食、緩んだピン、またはバッテリーケースとの接触がないか点検します。
- 車両の手順に従って高電圧システムを安全にした状態で、Vセンス配線のアース短絡または断線をチェックします。
- 腐食または緩んだ接触部分の抵抗を考慮しながら、コネクタピンの状態とV回路を通る導通を確認します。
- 回路の測定値をメーカーの仕様と比較し、不具合が配線にあるのかBMS入力にあるのかを判断します。
一般的な修理方法
- チャネルVのコネクタを再度しっかりと差し込み、固定します。
- 腐食または損傷したV回路端子を清掃または修理します。
- 断線または短絡しているチャネルVのセンス配線を修理します。
- 配線チェック後もV入力に不具合が残る場合は、影響を受けたBMSコンポーネントを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
電気モーターの出力や長距離走行に頼ることは避けてください。BMSがチャンネルVの測定値を信頼できないため、車両が出力を制限したり充電を停止したりする可能性があります。出力が低下した場合やハイブリッド警告が悪化した場合は、安全な場所に停車して整備を手配してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。