意味
冷間始動時において、噴射量Aが指令値よりも少なくなっています。低温時の始動不良を引き起こします。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
冷間始動中、制御モジュールはエンジンの暖機に伴って噴射量Aを推定し、監視します。噴射量Aが想定より少ないとこのコードが設定され、冷間始動中に燃料が不足することがあります。このコードだけでは特定のシリンダーやインジェクターは特定できません。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- インジェクターの制限または摩耗
- 燃料圧力の低下
- 燃料供給の制限
- インジェクターの配線または制御の不具合
症状
- チェックエンジンランプ点灯
- 冷間時の始動不良
- 始動後のアイドリング不調
- 出力低下
診断方法
- 冷間始動時のフリーズフレームデータを記録し、噴射量Aの指令値と報告値を燃圧および温度のライブデータと比較します。
- 燃料供給系とインジェクター配線またはコネクターに、目視できる損傷、接続の緩み、詰まりがないか点検します。
- コードが発生する条件で燃圧と供給量を確認し、メーカー仕様と照合します。
- 車両固有の整備情報に従い、噴射量Aに関係するインジェクターの作動と電気制御をテストします。
- 燃料供給とインジェクター制御に問題がなければ、冷間始動時の燃料供給に影響する関連センサーまたは制御入力を調べます。
一般的な修理方法
- 緩みや損傷のあるインジェクター配線またはコネクターを修理します。
- 詰まった燃料フィルターを交換するか、確認された供給経路の詰まりを修理します。
- テストで供給または燃圧の不具合が確認された場合は、燃圧を回復させます。
- 詰まりや摩耗が確認されたインジェクターを清掃または交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジンが始動して滑らかに作動する場合は走行できることがありますが、診断が済むまでは冷間始動が必要な状況での使用を避けてください。冷間始動時の希薄燃焼や調子の悪さにより、エンストや排出ガスの増加が起こることがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。