OBD-II 故障コード

P2E6F: ハイブリッド/EVバッテリーパック A セル厚さセンサー回路 性能

意味

ハイブリッド/EVバッテリーパック A のセル厚さセンサー信号が、システムの妥当性チェックを満たしていません。このコードだけでは、センサー、回路、測定対象セルの状態のいずれが原因かは特定できません。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります

仕組み

BMSは、ハイブリッド/EVバッテリーパック Aのセル厚さセンサー信号が、作動条件の変化に応じて妥当かどうかを確認します。読み取り値がこのチェックに適合しないと、このコードが設定されます。センサーのオフセットや故障、取り付け位置のずれ、配線不良が原因となることがあります。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. センサーのオフセットずれまたは故障
  2. センサー取り付け位置のずれ
  3. 配線またはコネクターの故障

症状

  • EV/ハイブリッドシステム警告灯の点灯
  • 出力低下またはリンプモード
  • 充電に失敗する、または充電が遅くなることがある
  • EV走行可能距離の低下

診断方法

  1. フリーズフレームデータを記録し、パック Aの厚さセンサーのライブデータをグラフ表示して、作動条件に応じて妥当に変化するか確認します。
  2. 実際のセル状態を示す可能性のある関連BMSコードを確認し、パック Aの測定値を他の利用可能なセル測定値と比較します。
  3. メーカーの手順に従って車両を安全な状態にし、パック Aのセンサー取り付け部、ハーネス、コネクターにずれ、損傷、水分、腐食がないか点検します。
  4. メーカーの手順に従って信号を監視しながら、パック Aのセンサー回路に断続的な断線や接触不良がないか確認します。
  5. BMS校正の不具合と判断する前に、センサーの応答と取り付け位置をメーカーの規定値と照合します。

一般的な修理方法

  • 取り付け位置がずれており、メーカーの手順で調整が認められている場合は、パック Aの厚さセンサーを固定します。
  • 緩み、損傷、腐食のあるパック Aのセンサー配線とコネクターを修理します。
  • 出力が依然として妥当でない場合は、パック Aの厚さセンサーを交換します。
  • センサーと回路に異常がないことを確認した後、メーカー指定のBMS校正を行います。

運転を続けても大丈夫ですか?

パック Aの厚さ測定値が妥当でない間、BMSが出力や充電を制限する可能性があります。原因を点検するまでは走行を控え、高負荷を避けてください。警告に加えて発熱、出力の急低下、またはパックの外観異常がある場合は特に注意してください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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