OBD-II 故障コード

P2D35: ハイブリッド/EVバッテリー ワイヤレス充電システム 高電圧インターロック回路性能

意味

ワイヤレス充電システムの高電圧インターロック回路に性能異常があります。このコード単体では、インターロックチェーンが破損しているとは断定できません。

概要

  • 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
  • エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります

仕組み

高電圧インターロック回路は、非接触充電システムに関連する監視対象の安全回路です。関連する高電圧接続が適切に閉じているかをコントローラーが検出するのに役立ちます。インターロック信号の性能が想定パターンから外れると P2D35 が設定されますが、このコードだけでは安全回路が開いていることやバッテリーパックが危険な状態にあることは確定できません。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. インターロック信号の途絶
  2. インターロックコネクターの差し込み不良
  3. サービス閾値に近づいているパック内セルのばらつき

症状

  • EV/ハイブリッドシステム警告灯点灯
  • 出力低下またはフェイルセーフモード(リンプモード)
  • 充電の失敗または速度低下の可能性
  • EV航続距離の減少

診断方法

  1. フリーズフレームデータとハイブリッドバッテリーおよび充電に関する全コードを読み取り、インターロック性能の故障が発生した条件と、それに先行した故障の有無を確認します。
  2. スキャンツールでライブデータのインターロック状態を確認し、充電中または故障の報告時に状態が変化するか記録します。
  3. メーカー指定の手順で車両の電源を切り、アクセス可能なインターロックコネクターの接続不良、腐食、水分、ロック部の損傷を目視で点検します。
  4. 高電圧部品を開けずに、アクセス可能なインターロック配線に擦れ、挟み込み、絶縁被覆の損傷がないか点検します。
  5. メーカーの手順に従って、資格を持つ技術者にインターロック回路のテストと、報告されたセルの不均衡の評価を依頼します。

一般的な修理方法

  • 点検でアクセス可能なインターロックコネクターの緩みが確認され、メーカーの手順で許可されている場合は、コネクターを確実に接続します。
  • 損傷した低電圧インターロック配線またはコネクター端子を修理します。
  • メーカーの整備手順に従って、確認されたバッテリーパックの不均衡を修正します。
  • 回路テストでインターロック部品の故障が特定された場合は、部品を交換します。

運転を続けても大丈夫ですか?

このコードは高電圧安全インターロックに関係するため、高電圧部品に触れたり開けたりしないでください。出力が低下している場合は、高負荷の加速を避けて早めに診断を受けてください。高電圧故障の警告が表示されたり駆動力が失われたりした場合は、運転を中止してください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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