意味
ECMが、バンク1の2番目のSCR触媒の浄化効率が校正済みしきい値を下回っていることを検出しています。触媒2を通過するNOx量が多すぎます。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
バンク1の2番目のSCR触媒は、DEFなどの還元剤を噴射して排気中の窒素酸化物を処理します。エンジン制御モジュールは上流側と下流側のNOx測定値を比較して、この触媒の変換効率を評価します。このコードは、バンク1の触媒2を通過するNOxが校正済みの限度を超えていることを示しますが、触媒の故障を単独で確定するものではありません。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- SCR触媒の劣化または汚染
- 還元剤の噴射または品質に問題がある
- NOxセンサーの故障または排気漏れ
症状
- エンジン警告灯または排出ガス警告灯が点灯する
- エンジン出力の低下またはトルク制限が発生する可能性がある
診断方法
- フリーズフレームデータとSCR、還元剤、NOxセンサーの全コードを読み取り、バンク1の触媒2の効率がしきい値を下回ったときの条件と関連故障を特定します。
- バンク1の触媒2とNOxセンサー周辺の排気系を点検し、測定値に影響する漏れ、接合部の緩み、配線の損傷がないか確認します。
- 車両指定の方法で還元剤の量と品質を確認し、噴射の故障や警告を調べます。
- スキャンツールで、メーカー指定の条件下における上流側と下流側のNOx測定値および触媒温度データを比較します。
- 触媒を故障と判断する前に、還元剤噴射システム、NOxセンサー、バンク1の触媒2の性能をメーカーの仕様と照合して検査します。
一般的な修理方法
- バンク1の触媒2またはNOxセンサー付近の排気漏れを修理します。
- SCR作動に影響している還元剤の品質または噴射の問題を是正します。
- 検査で故障が確認されたNOxセンサーを交換するか、配線を修理します。
- 検査でバンク1のSCR触媒2の変換効率が仕様を下回ると確認された場合は交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
不要不急の走行を控え、特に出力またはトルクの制限が表示された場合は、速やかに排出ガス関連の故障を診断してください。走行を続けるとNOx排出量が増加し、より厳しい走行制限や出力低下につながる場合があります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。