意味
ターボチャージャー/スーパーチャージャーバイパスバルブBが、ドライバー電流/温度過大の異常を示しています。この系統の過給圧再循環を正確に指令できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
ドライバー回路はターボチャージャーまたはスーパーチャージャーのバイパスバルブBのアクチュエーターを制御し、コントロールモジュールはそのドライバーの電流と温度を監視します。電流またはドライバーの温度が過大になるとP2C2Fが設定されます。バルブアクチュエーターの固着や制御線のアース短絡で発生することがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- バイパスバルブアクチュエーターの固着
- 制御線がアースに短絡
症状
- チェックエンジンランプが点灯
- 大幅な出力低下/リンプモード
- 排気から青煙または黒煙が出る可能性
- 吸気系から口笛のような音またはシューという音がする
診断方法
- フリーズフレームデータと、利用できる場合はアクチュエーター電流または温度のライブデータを読み取り、バルブBに作動指令を出したときに故障が発生するか確認します。
- バイパスバルブBの固着や異物の有無を点検し、コネクターと制御配線に損傷、溶けた絶縁被覆、アースへの接触がないか確認します。
- 指定された方法で電源をオフにし、バルブBのアクチュエーター配線のアース短絡を検査するとともに、コネクター端子の腐食や接触不良を点検します。
- 対応している場合は、スキャンツールでバイパスバルブBに作動指令を出し、正常に動くか確認します。ドライバー電流がメーカーの仕様に比べて異常に高くならないかも監視します。
- 配線が正常であれば、メーカー指定の手順に従ってバルブBのアクチュエーターと機械的負荷を切り分けて検査します。
一般的な修理方法
- バイパスバルブBの自由な動きを妨げている異物を取り除きます。
- アースに短絡した制御線、または熱で損傷したバルブB配線を修理します。
- アクチュエーターコネクター端子の腐食や緩みを清掃し、確実に固定します。
- 過大な負荷を確認した後、固着したバルブBアクチュエーターまたはバルブアセンブリーを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
出力が低下している、またはリンプモードに入っている場合は、バイパスバルブが指令どおりに過給圧を制御できないおそれがあるため、急加速や高速走行を避けてください。エンジンの激しいミスファイア、大量の煙、焦げる臭いが発生した場合は停車してください。走行を続けると電気系統やエンジンの損傷が悪化するおそれがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。