意味
冷却水ヒーターBの制御回路で、回路電圧低の状態が検出されています。冷却水の補助予熱を期待どおりに制御できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
仕組み
冷却水ヒーターBは、制御モジュールから指令を受けると電気で冷却水を加熱します。制御モジュールはヒーターBの制御回路を監視しており、信号が想定より低いとP2B77が設定されます。グラウンドへの短絡、ヒーターエレメントの短絡、またはコネクターの接触不良が原因の可能性があります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 制御線のアース短絡
- ヒーター素子の短絡
- コネクター端子の腐食による接触抵抗の増大
症状
- エンジン警告灯が点灯
- 冷却水またはエンジンの暖機に時間がかかる可能性
- 車内暖房が暖まるまでに時間がかかる可能性
診断方法
- フリーズフレームデータとライブデータを確認し、故障発生時の条件とヒーターBへの作動指令の有無を確認します。
- ヒーターBの配線とコネクターを点検し、制御線の被覆が擦り切れてグラウンドに接触していないか、腐食やピンの損傷がないか確認します。
- メーカーの指定に従って電源を遮断し、ヒーターBの制御線に意図しないグラウンドへの導通がないか確認します。
- メーカーの手順と規定値に従ってヒーターBのエレメントとコネクターの接触状態を点検します。
- 短絡や接続不良が見つからない場合は、メーカーの手順に従って制御モジュールの出力と回路の測定値を確認します。
一般的な修理方法
- グラウンドに短絡したヒーターBの制御線を修理します。
- 腐食または緩みのあるヒーターBのコネクターピンを清掃または修理します。
- エレメントが短絡している場合は、ヒーターBを交換します。
- 点検で接触抵抗が過大と判明した場合は、回路の接続部を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジン水温が正常であれば、通常は走行できますが、ヒーターBが冷却水を予熱できず、車内が暖まるまで時間がかかる場合があります。寒冷時にすぐ暖房が効くことを当てにせず、エンジンがオーバーヒートした場合は停車してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。