意味
電動/補助トランスミッションフルードポンプ A の発生圧力が想定レベルを下回っています。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
電動または補助トランスミッションフルードポンプAは、トランスミッション制御システムの指令に応じて油圧を供給します。モジュールはポンプAに関連する圧力を想定値と比較し、その圧力が低すぎるとP27E1を記録します。フルード不足、ポンプの摩耗、内部漏れなどが原因となることがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- ポンプの摩耗または内部漏れ
- トランスミッションフルードの量不足
症状
- チェックエンジンランプまたはトランスミッション警告灯の点灯
- 変速ショックが大きい、変速の遅れ、または変速不良
- フェイルセーフモード(リンプモード)に入る可能性(特定のギアに固定)
- 変速時の滑りやジャダー
診断方法
- フリーズフレームデータを記録し、故障発生時のポンプAの作動と圧力についてトランスミッションのライブデータを確認します。ポンプBや他の圧力異常のコードも確認します。
- フルード量の誤りがポンプAの圧力低下につながることがあるため、車両メーカー指定の手順でトランスミッションフルードの量と状態を確認します。
- ポンプA周辺とトランスミッションに、フルード量や圧力の低下につながる漏れがないか点検します。
- スキャンツールでポンプAを作動させるか作動状態を確認し、報告された圧力をメーカーの想定データと比較します。
- フルード量と外部漏れで圧力低下の原因を説明できない場合は、メーカーの手順に従い、ポンプAと油圧回路に内部摩耗や漏れがないか点検します。
一般的な修理方法
- 指定されたフルードと手順で、トランスミッションフルードを適正量にします。
- フルード量や圧力の低下につながる漏れを修理します。
- 点検でポンプAの摩耗または内部漏れが確認された場合は交換します。
- 点検で油圧低下につながる油路またはシールの内部漏れが確認された場合は修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
変速時に滑る、変速できない、またはリンプモードが作動している場合は走行を避けてください。ポンプAの圧力低下によってクラッチなどのトランスミッション部品が急速に損傷するおそれがあります。速やかに診断を受け、駆動力を失った場合や安全に変速できない場合は走行を中止してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。