意味
排気アフタートリートメント燃料供給制御が開固着していることが検出されました。このコード単体では、燃料圧力を遮断できないことや燃料過多が発生していることは立証されません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
排気アフタートリートメント燃料供給制御は、DPF再生中に炭化水素を噴射する燃料供給を開閉します。P20DBは、閉じるべきときに制御が開いたままであることをモジュールが検出したことを示します。ソレノイドの固着や作動を妨げる異物が原因となることがありますが、このコードだけでは燃料が連続して流れているとは断定できません。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- ソレノイドの開固着
- カーボンや異物の堆積によって作動が妨げられている
- 経年による部品の摩耗(機械的ながたつき)
症状
- チェックエンジンランプ点灯
- DPF再生が遅延するか不完全になる可能性がある
- 再生中の排気煙や燃料臭の可能性
診断方法
- フリーズフレームデータと故障状態を確認し、再生要求中または再生後に故障が発生しているか記録します。
- アフタートリートメント燃料制御部品、コネクター、周辺配線を点検し、損傷、汚染、漏れ、熱の影響がないか確認します。
- 対応している場合はスキャンツールで指令とライブデータを確認し、制御の指令状態と報告される応答を比較します。
- 車両メーカーの点検手順に従い、ソレノイドがスムーズに動くか、カーボンや異物が動きを妨げていないか確認します。
- 部品を交換する前に、メーカーの仕様に照らして制御回路とソレノイドの作動をテストします。
一般的な修理方法
- アフタートリートメント燃料制御部品の電気接続に緩みや腐食があれば修理します。
- メーカーの手順で認められている場合は、制御機構のカーボンや異物を清掃します。
- 損傷した配線やコネクター端子を修理します。
- 回路に問題がないことを確認したうえで、固着または摩耗したアフタートリートメント燃料制御ソレノイドを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
この故障はアフタートリートメントの噴射停止を妨げ、出力制限を招くことがあるため、診断が済むまでは長距離走行や高負荷走行を避けてください。排気煙が続く場合や強い燃料臭がする場合は、安全な場所に停車してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。