意味
バッテリーチャージャーの14ボルト出力電圧センサーからの信号が、想定範囲または性能基準から外れています。読み取り値が信頼できないことがあります。
概要
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
バッテリーチャージャーの14ボルト出力電圧センサーは、制御モジュールの監視用にチャージャーの低電圧出力を測定します。信号が電気的に妥当でも、出力電圧の想定範囲や挙動に沿わないとP0D43を設定し、充電制御の信頼性が低下することがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- センサー特性のドリフト
- センサー取付位置のずれ
- センサー素子の経年劣化により校正範囲を逸脱
症状
- 充電状態表示灯に異常が表示される
- 充電が開始されない、または中断されることがある
- 充電速度が想定より遅い
診断方法
- フリーズフレームデータとライブデータを使い、14ボルト出力電圧センサーの測定値を作動条件と比較して、チャージャー出力の変化に追従しているか確認します。
- 測定に影響するおそれのある、センサーと取り付け部のずれ、緩み、損傷を点検します。
- 妥当な信号を乱すおそれのあるセンサーコネクター、配線、電源、アースの故障を確認します。
- メーカーの安全な検査手順に従い、チャージャーの14ボルト出力を独立した方法で測定し、センサー値と比較します。
- 取り付けと配線に問題がないのにセンサー値がメーカーの想定範囲から外れる場合は、センサーのドリフトまたは校正不良を検査します。
一般的な修理方法
- 出力電圧センサーを正しい取り付け位置に固定します。
- 信号を乱す原因となっているコネクターまたは配線を清掃、修理します。
- 仕様から外れるほどドリフトした14ボルト出力電圧センサーを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
チャージャーが作動しない、充電が中断する、または充電速度が低下することがあり、車両が充電機能を制限する可能性があります。センサー故障が修理されるまでは、14ボルト出力が確実に制御されると見込まないでください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。