意味
ECUがブレーキシステムコントロールモジュールB(サブブレーキコントローラー)との通信を失いました。このモジュールとの通信喪失により、そのデータに依存するあらゆる機能が停止し、診断ツールに「応答なし」と表示され、依存するモジュールがリンプモードに陥る可能性があります。
概要
- 通常、通信が失われたシステムの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
ブレーキシステムコントロールモジュールBは、他の車両モジュールと情報を交換する補助ブレーキコントローラーです。モジュールBからの予期されるメッセージが届かないと、このコードが記録され、ブレーキデータに依存する機能が無効になる可能性があります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- モジュールの電源喪失
- CANメッセージのルーティングを誤っているゲートウェイモジュール
- 規格から外れたCAN終端抵抗(120 Ω)
症状
- 複数の警告灯が点灯する場合がある
- 影響を受けたモジュールがリンプモードに入るかシャットダウンする場合がある
- モジュールに応じて特定の機能が作動しなくなる
- 診断ツールに通信異常が表示される場合がある
診断方法
- すべてのモジュールをスキャンしてフリーズフレームデータを取得し、他のブレーキコントローラーまたはネットワークの異常がないか確認します。
- スキャンツールにブレーキシステムコントロールモジュールBが応答するか、ブレーキデータを取得できるか確認します。
- モジュールBのコネクターとハーネスに、損傷、腐食、緩み、水の侵入がないか点検します。
- メーカーの仕様に照らし、負荷をかけた状態でモジュールの電源回路とアース回路を点検します。
- 電源に問題がなければ、該当するネットワーク配線とゲートウェイのルーティングを点検します。ブレーキ警告や制動異常がある場合は運転を避けてください。
一般的な修理方法
- モジュールBのコネクターに緩みや腐食がある場合は、接続し直すか修理します。
- 損傷した配線を修理するか、モジュールBの電源とアースを復旧します。
- ネットワークまたはゲートウェイのルーティングに異常が確認された場合は修理します。
- 回路が正常であることを確認しても通信不能の場合は、ブレーキシステムコントロールモジュールBを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
モジュールBはブレーキ制御の一部であるため、通信途絶により連動するブレーキ機能に影響したり、作動が制限されたりする可能性があります。ブレーキ警告が点灯している、ペダルの感触が異なる、または制動性能が低下している場合は運転せず、搬送と点検を手配してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。