意味
DPFの再生サイクルが、校正で設定された最大時間を超えています。すすの堆積量が想定時間内に減少しない場合にECUがこのコードを設定します。短距離走行の繰り返しや、後噴射の性能低下がある場合によく発生します。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
ディーゼル微粒子フィルター(DPF)はすすを捕集し、定期的に再生してすすを燃焼させます。コントロールモジュールは再生にかかる時間を監視し、再生サイクルが校正された制限時間を超えるとP2458を設定します。多くの場合、すすが効果的に燃焼していないことを示します。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- すすの過剰な堆積、短距離走行
- 後噴射の不足
症状
- チェックエンジンランプまたはDPF警告灯点灯
- 出力低下/リンプモード
- 燃料消費量の増加
- 強制再生の失敗
診断方法
- 再生を試みる前に、フリーズフレームデータを記録し、すす堆積量、再生状態、排気温度、および関連するDPFや噴射系のコードをスキャンします。
- 最近の走行状況を確認し、短距離走行の繰り返しでDPF再生が中断されていないか調べます。
- すす堆積量の推定に影響する詰まり、漏れ、接続外れ、損傷がないか、DPF圧力センサーのホースと排気系を点検します。
- 暖機中および再生中に排気温度センサーが妥当な値を示すか確認し、配線とコネクターも点検します。
- 測定値がその可能性を示している場合は、再生を再度試みる前に、メーカーの診断手順に従って後噴射の作動とDPFの詰まりを評価します。
一般的な修理方法
- 再生の監視を妨げているセンサーホースの漏れ、接続外れ、配線の故障を修理します。
- 再生に必要な温度までエンジンが上昇するのを妨げている故障を修理します。
- 原因を確認したうえで、後噴射の作動不足を修理します。
- すす堆積量とフィルターの状態が許容範囲内であれば、メーカー承認の再生を行います。
- 根本原因を修理してもDPFの詰まりが残る場合は、DPFを清掃または交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
出力が低下している場合やDPF警告灯が点灯している場合は、走行を控え、けん引や急加速を避けてください。再生の失敗が続くとすす堆積が増え、車両の出力制限やフィルターの清掃・交換が必要になる可能性があります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。