意味
バンク1 センサー3のNOxセンサーヒーターの抵抗が、校正された範囲を外れています。ヒーター素子の経年劣化、または接触抵抗の増加が考えられます。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
バンク1 センサー3のNOxセンサー内部にあるヒーター素子は、検出部を暖め、必要な排気条件で作動できるようにします。測定されたヒーター抵抗がモジュールの校正範囲を外れるとP23BBを設定します。素子の摩耗や接続部の抵抗が原因となることがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- NOxセンサーヒーター素子の摩耗または損傷
- コネクターまたはヒーター配線の高抵抗
- センサーアースまたは電気接続の不良
- NOxセンサー内部の故障
症状
- チェックエンジンランプが点灯
- NOxまたは後処理装置の警告が表示される可能性
- NOx排出量の増加または排出ガス検査不合格
診断方法
- スキャンツールでフリーズフレームデータを記録し、抵抗を測定する前に、バンク1 センサー3の他のヒーターまたは電源故障がないか確認します。
- NOxセンサーのコネクター、ヒーター端子、配線、アース経路に、腐食、熱損傷、緩み、擦れがないか点検します。
- メーカーの指定に従って回路とセンサーを切り離し、ヒーター抵抗を測定してメーカーの仕様と比較します。
- 配線とコネクターの抵抗およびセンサーアース経路を点検し、ヒーター素子以外の過大な抵抗の箇所を特定します。
- 配線とアースに異常がないのにヒーター抵抗が範囲外の場合は、メーカーの診断手順でセンサー故障を確認します。
一般的な修理方法
- 腐食または緩みのあるヒーターコネクター端子を清掃または修理します。
- バンク1 センサー3のヒーター配線やアース接続の高抵抗または損傷を修理します。
- 排気熱や振動で損傷した配線を固定し、保護します。
- ヒーター素子が抵抗点検に不合格となる場合は、バンク1 センサー3のNOxセンサーを交換します。
- 点検で制御側の故障が特定された場合は、ヒーター回路を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
このコードは通常、車両が直ちに停止することを意味しませんが、NOxセンサーが正常に作動せず排出ガスが増加する可能性があります。慎重に走行して修理を手配し、特に後処理装置の警告が表示された場合や、排出ガス検査が近い場合は早めに対応してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。