意味
ECMがクラッチポジションセンサーB回路の高信号異常を検出しています。読み取り値は信頼性が低く、制御に使用できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
クラッチポジションセンサーBは、変速制御のため、回路を通じてポジション信号をコントロールモジュールに送ります。信号が想定範囲を超えるとP087Dがセットされます。信号線のバッテリー電圧への短絡や、センサー回路の断線で発生することがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 信号線がB+に短絡している
- センサーの断線
- コネクター端子の腐食による接触抵抗の増大
症状
- エンジン警告灯またはトランスミッション警告灯が点灯する
- 変速ショックが大きい、変速が遅れる、または変速しない
- リンプモード(1速に固定)になる可能性がある
- 変速時に滑りやジャダーが発生する
診断方法
- フリーズフレームデータを保存し、クラッチを動かしながらセンサーBのライブデータを確認して、値が異常に高いままか、固定されているかを記録します。
- センサーBのハーネスを点検し、絶縁被覆の擦れや挟み込み、信号回路にバッテリー電圧が加わる原因となる電源配線との接触がないか確認します。
- コネクターの端子抜け、腐食、差し込み不良を点検し、センサー電源とアースの接続をメーカー仕様と照合します。
- サービス情報に従って回路を切り離し、信号線のバッテリー電圧への短絡と、センサーからモジュールまでの断線を点検します。
- 配線と接続に問題がなければ、クラッチポジションセンサーBの内部断線を点検し、出力がメーカー仕様を満たさない場合は交換します。
一般的な修理方法
- センサーBのコネクターを差し直し、ハーネスを電源配線から離して固定します。
- センサーBの信号配線の断線またはバッテリー電圧への短絡を修理します。
- 損傷または腐食したコネクター端子を交換します。
- 内部回路が断線している場合はクラッチポジションセンサーBを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
変速抜け、変速ショック、フェイルセーフモードへの移行がある場合は、運転を控え、安全な場所に停車してください。クラッチ信号が高い、または無効になると変速制御に支障が出て、使用できるギアが制限されることがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。