意味
バンク1では、エンジンクランキング中に燃料レール圧力が始動に必要なレベルまで達しません。始動困難または始動不能の状態です。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
エンジンを始動するには、高圧燃料系統で十分なレール圧を発生させる必要があります。クランキング中、制御モジュールはバンク1の燃料レール圧力を監視し、始動に必要な値を下回ったままの場合にP00C6を設定します。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 高圧ポンプの摩耗
- 燃料フィルターの詰まり
症状
- エンジン警告灯が点灯する
- クランキングが長い、または始動しにくい
- クランキングしてもエンジンが始動しないことがある
- 始動直後にエンストすることがある
診断方法
- フリーズフレームデータを記録し、クランキング中のバンク1レール圧力をメーカーの始動時仕様と比較します。
- 燃料残量を確認し、燃料供給系統と高圧部品の周辺に漏れや明らかな損傷がないか点検します。
- 燃料フィルターの詰まりを確認し、高圧ポンプへの低圧側燃料供給がメーカーの仕様を満たしているか確認します。
- 圧力の読み取り値を評価する前に、バンク1レール圧力センサーのコネクターと配線に端子の緩み、腐食、損傷がないか点検します。
- メーカーの仕様に照らして高圧ポンプと圧力制御部品を点検します。
一般的な修理方法
- 詰まった燃料フィルターを交換します。
- 確認された燃料供給系統の漏れや詰まりを修理します。
- バンク1レール圧力センサーの損傷した配線や接触不良を修理します。
- 信号と回路を確認した後、故障したレール圧力センサーを交換します。
- 点検で高圧ポンプがクランキング時の圧力を発生できないと確認された場合は、摩耗した高圧ポンプを修理または交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジンが始動して正常に作動する場合も、運転を控えめにし、エンストが危険につながる状況を避けてください。再始動が難しくなったり、エンストしたりすることがあります。始動しない、クランキングが異常に長い、またはエンストする場合は、何度もクランキングを続けないでください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。