意味
ECMはシリンダー7の気筒別噴射パルスオフセットをまだ学習していません。学習が完了するまで、気筒間の燃焼ばらつき補正は適用できません。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
ECMは燃焼バランスを保つため、各シリンダーの個別噴射パルス補正値を学習します。P2B1Cはシリンダー7のオフセットが学習されておらず、シリンダー7の補正値が利用できないことを示します。ECMリセット後やシリンダー7のインジェクター交換後に発生することがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- バッテリー切断またはECMリセット後に学習値が消失
- 学習手順を実施せずにインジェクターを交換
症状
- エンジン警告灯
- アイドリング不調
- エンジン性能のわずかな低下
診断方法
- フリーズフレームデータを読み取り、P2B1Cが現在も発生していることを確認し、最近のバッテリー切り離し、ECMリセット、シリンダー7のインジェクター整備の有無を記録します。
- シリンダー7の補正学習を妨げる可能性のある他のシリンダー別または燃料系統のコードを確認します。
- シリンダー7のインジェクターコネクターと周辺配線に損傷、腐食、緩み、作業痕がないか点検します。
- インジェクター補正学習に対応したスキャンツールを使用し、シリンダー7の学習状態と学習手順を実施できるか確認します。
- メーカー指定の条件でシリンダー7のインジェクター学習手順を実施し、再スキャンしてオフセットが記憶されたことを確認します。
一般的な修理方法
- メーカー指定のシリンダー7噴射パルス補正学習手順を完了します。
- シリンダー7のインジェクターコネクターまたは配線の緩み、損傷、腐食を修理します。
- 学習が完了しない場合は、メーカーの規格に照らしてシリンダー7のインジェクターと関連する燃料系統を点検します。
- シリンダー7のインジェクターに故障が確認された場合は交換し、必要な学習手順を実施します。
運転を続けても大丈夫ですか?
アイドリング不調がわずかで他の警告兆候がなければ、短距離を穏やかに走行できる場合がありますが、シリンダー7の燃焼バランス補正が利用できず排出ガスが増える可能性があるため、早めに診断を受けてください。エンジンが激しく不調になる、または大幅に出力が低下する場合は走行を中止してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。