意味
バッテリーチャージャーAの冷却システムが負荷時に目標温度を維持できていません。冷却水流量の低下またはファンの故障が考えられます。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
バッテリーチャージャーAには、冷却水を循環させ、ファンで作動中の熱を逃がす冷却システムがあります。制御モジュールは負荷時の充電器温度と冷却性能を監視し、チャージャーAの温度が目標範囲内に維持されないとP0D8Fをセットします。充電制限または停止につながることがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 冷却水流量の低下
- 冷却ファンの故障
症状
- 充電状態表示に異常が表示される
- 充電が開始されない、または中断する
- 充電速度が想定より遅い
診断方法
- スキャンツールでフリーズフレームデータを記録し、故障発生時のチャージャーA温度、充電要求、冷却システムの状態データを比較します。
- 車両の充電画面を確認し、温度警告、充電速度の低下、コードと同時に発生した中断がないか調べます。
- メーカーの指示に従って車両を安全に電源遮断したうえで、チャージャーAの冷却水リザーバー、ホース、接続部に冷却水不足、漏れ、折れ、目視できる損傷がないか点検します。
- チャージャーAの冷却ファンに障害物や目視できる損傷がないか確認し、使用可能な場合は適切なスキャンツール機能で作動指令を確認します。
- メーカーの診断手順に従って冷却水の流れとファンの電源および制御回路を点検します。
- 冷却水の流れとファンの作動が正常であれば、メーカーの指針に従ってチャージャーAの温度検出と内部冷却性能を調べます。
一般的な修理方法
- 指定冷却水で液量を適正にし、漏れがあれば修理します。
- 障害物を取り除くか、チャージャーAの冷却水の流れを妨げる損傷ホースを修理します。
- 電源または制御が途切れている場合は、ファン配線またはコネクターを修理します。
- 回路が正常であることを確認してから、故障した冷却ファンを交換します。
- 冷却水の流れとファンの作動が確認されているにもかかわらず温度が範囲外になる場合は、チャージャーAの冷却システムを修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
冷却故障が解消するまで、急速充電や継続的な高負荷充電を避けてください。過熱により充電が中断され、充電器が損傷するおそれがあります。充電が繰り返し停止する、または温度警告が表示される場合は充電を中止し、点検を手配してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。