意味
HVバッテリー温度センサーGが範囲/性能の異常を検出しています。このチャンネルではセルグループの温度監視に支障が生じています。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
温度センサーGは高電圧バッテリー内部のセル群の温度を測定し、バッテリー制御システムは作動条件や他の温度データと比べて測定値が妥当か確認します。センサーGの信号が検出されていても、想定範囲を外れるか一貫性のない応答を示すとP0C7Dを設定します。センサーの特性変化や取り付け位置のずれが原因となることがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- センサー特性のドリフト
- センサー取り付け位置のずれ
- センサー素子の経年劣化による校正範囲からの逸脱
症状
- EV/ハイブリッドシステム警告灯の点灯
- 出力低下またはリンプモードへの移行
- 充電不能または充電時間の延長
- EV走行可能距離の低下
診断方法
- フリーズフレームデータとバッテリーシステムのコードを読み取り、センサーGの測定値が不自然になったときのパックの状態を確認します。
- ライブのセンサーG温度を近くのバッテリーセンサーの測定値および周囲温度と比較し、継続的なずれや不自然な応答がないか調べます。
- 高電圧パックを開けずに、手の届く範囲のセンサーGの取り付け状態と配線に、位置ずれや損傷がないか点検します。
- メーカーの手順と仕様に従って、センサーGの応答と回路を点検します。
- バッテリーセルデータで、パック温度に影響する別の不均衡がないか確認します。ただし、それだけでセンサー故障が確認できるわけではありません。
一般的な修理方法
- センサーGの位置がずれている場合は、指定の取り付け位置に固定します。
- センサーG信号に影響する損傷配線または接続部を修理します。
- 規定の応答点検に不合格となった場合は、センサーGを交換します。
- 別途確認されたバッテリーセルの不均衡またはパックの故障に対処します。
運転を続けても大丈夫ですか?
特に長距離の運転や充電の前に、バッテリー温度の故障を速やかに点検してください。センサーGの測定値が不確かな場合、システムが出力や充電を制限する可能性があります。高電圧バッテリーを自分で開けないでください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。