意味
EVAPパージ流量センサーの値は範囲内ですが、妥当性チェックに失敗しています。蒸発ガス排出抑制システムは、タンクからの燃料蒸気を捕集して吸気系へパージします。漏れやパージバルブの固着があると、炭化水素が漏れて排出ガス検査に不合格となります。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
仕組み
EVAPパージ流量センサーは、チャコールキャニスターからエンジンへ流れる燃料蒸気を測定し、パージが指令どおりに行われているか制御モジュールが確認できるようにします。センサー信号は電気的には妥当でも、その応答または測定流量が予想範囲やパターンに合わない場合、P0466が設定されます。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- センサーの出力ずれ
- 校正範囲を超えて劣化したセンサー素子
- センサーの取り付けの緩みによる信号の減衰
症状
- エンジン警告灯が点灯する
診断方法
- フリーズフレームとEVAPのライブデータを確認し、異常発生時のパージ指令値と流量センサーの読み取り値を比較します。
- パージ流量センサーの取り付け部とコネクターを点検し、信号を弱めたり歪めたりする緩み、接触不良、損傷がないか確認します。
- センサーとパージバルブ周辺のEVAPホースと接続部を点検し、漏れ、外れ、詰まりがないか確認します。
- 車両が対応しているスキャンツール機能でパージを作動させ、センサーの読み取り値が滑らかに変化するか確認します。
- 配管と配線が正常な場合は、センサーの応答をメーカーの仕様と照らして点検し、特性がずれていれば交換します。
一般的な修理方法
- 緩んだパージ流量センサーの取り付け部またはコネクターを固定します。
- 点検で判明したEVAPホースの漏れ、外れ、詰まりを修理します。
- 損傷したセンサー配線またはコネクター端子を修理します。
- 応答がメーカーの仕様を満たさない場合は、特性がずれた、または劣化したパージ流量センサーを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
エンジンが正常に作動していれば、通常は走行を続けられます。ただし、EVAPシステムが燃料蒸気を適切に制御できず、排出ガス検査に不合格となることがあります。特に燃料臭やアイドリング不調が出た場合は、早めに点検を受けてください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。