意味
ターボチャージャー/スーパーチャージャーバイパスバルブAに関連する温度が想定上限を超えています。
概要
- 通常、チェックエンジンの警告灯が点灯します
- 排出ガスに影響を与えるため、排ガス検査に不合格になる可能性があります
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
ターボチャージャーまたはスーパーチャージャーのバイパスバルブは、スロットルが閉じたときに過給空気を再循環させ、吸気圧の制御を助けます。制御モジュールはバイパスバルブAに関連する温度を監視し、想定上限を超えた温度を検出するとP00D7を設定します。実際の温度が高い場合や、バルブまたは熱管理に問題がある場合に発生することがあります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- 温度センサーまたは配線が異常な高温を示している
- バイパスバルブAの固着または作動制限
- ターボチャージャーまたはスーパーチャージャー系統の過熱
- 冷却流量または熱管理の問題
症状
- エンジン警告灯が点灯する
- 大幅な出力低下/リンプモード
- 排気から青煙または黒煙が出ることがある
- 吸気系から笛のような音またはシューという音がする
診断方法
- フリーズフレームデータと、バイパスバルブAの温度および過給条件のライブデータを確認し、高い読み取り値が発生する条件を調べます。
- システムが冷えた状態で、バルブA、温度センサー、周辺の配線に熱による損傷やコネクターの緩みがないか、吸気漏れがないか点検します。
- 同様の条件下でバルブAの温度読み取り値を取得可能な他の温度データと比較し、妥当な値か確認します。
- メーカーの配線情報に従ってセンサー回路とコネクターを点検し、断線、短絡、接触不良がないか確認します。
- バイパスバルブAが自由に動くか確認し、ターボチャージャーまたはスーパーチャージャーの吸気系統と熱管理システムに詰まりや過熱の兆候がないか調べます。
一般的な修理方法
- バルブAの温度センサーのコネクターの緩みや配線の損傷を修理します。
- 故障したバルブAの温度センサーを交換します。
- 固着または詰まりのあるバイパスバルブAを動くようにするか交換します。
- 過度なシステム温度の原因となっている吸気の詰まりや熱管理の不具合を修理します。
運転を続けても大丈夫ですか?
原因が判明するまで急加速と過給を避けてください。出力低下やリンプモードにより、合流や追い越しが難しくなることがあります。煙、大幅な出力低下、または吸気系統の異常音が発生した場合は運転を中止してください。運転を続けるとターボチャージャーやエンジンの損傷が悪化するおそれがあります。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。