意味
右EPBアクチュエーターの制御電圧が想定範囲を超えています。この種の配線不良は通常、擦れ、コネクターシールの水濡れ、またはピンの抜け出しなどが原因で発生します。コードがアクティブな状態でハーネスを揺するウィグルテストを行うと、多くの場合場所を特定できます。
概要
- 通常、ABSまたは横滑り防止装置の警告灯が点灯します
- エンジンやトランスミッションがフェイルセーフモード(リンプモード)に入る場合があります
仕組み
右パーキングブレーキアクチュエーター制御回路は、右側パーキングブレーキアクチュエーターを作動させるモジュールの指令を伝えます。回路電圧が想定範囲を超えるとC0612が設定されます。バッテリー電圧への短絡や、電源線が電源に接触していることなどが原因となる場合があります。
主な原因
可能性の高い順に記載しています。
- バッテリー電源への短絡(ショート)
- コネクター端子の腐食 - 高接触抵抗
- B+電源と挟み込まれた電源線
症状
- ABS警告灯の点灯
- ESC/スタビリティコントロールの作動停止
- ブレーキアシストの低下の可能性
- スピードメーターの異常動作の可能性
診断方法
- ブレーキに対応したスキャンツールを使用してフリーズフレームデータを記録し、右アクチュエーターへの指令時にコードが発生するか調べます。
- 右アクチュエーター配線に、挟み込み、絶縁被覆の損傷、電源線への接触、水の浸入、腐食または位置ずれしたコネクターピンがないか点検します。
- 関連するパーキングブレーキの電源とグラウンド接続を確認し、他の電気系統またはブレーキモジュールのコードを確認します。
- 車両固有の配線図を使用して対象回路を測定し、メーカーの仕様と比較します。
- 本来高電圧になるはずのないときに電圧が高いままの場合は、部品を交換する前に右アクチュエーター回路を切り分けてバッテリーへの短絡または配線の挟み込みを特定します。
一般的な修理方法
- 緩んだ右アクチュエーターハーネスを固定し、電源線や鋭利な縁から離して配索します。
- 右アクチュエーター回路が電源に接触している箇所の絶縁被覆を修理します。
- 右アクチュエーターまたはモジュールの損傷したコネクター端子を清掃または修理します。
- 回路配線が正常と確認された後に限り、故障が確認されたアクチュエーターまたはモジュールを交換します。
運転を続けても大丈夫ですか?
右パーキングブレーキアクチュエーターが正しく作動または解除されず、ABSまたは車両安定制御機能が制限される可能性があります。パーキングブレーキに頼らないでください。通常のブレーキに異常がある、またはブレーキ警告が出た場合は、安全な場所に停車し、修理を手配してから走行を再開してください。
コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認
これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。