OBD-II 故障コード

U0255: フロントディスプレイインターフェースモジュールとの通信途絶

意味

コントロールモジュールが、フロントディスプレイインターフェースモジュールから想定されるメッセージを受信しなくなりました。このコードは通信途絶を示し、そのモジュール経由のディスプレイ機能に影響する場合があります。

仕組み

フロントディスプレイインターフェースモジュールは、フロントディスプレイをほかのモジュールが作動させるための情報を車両ネットワーク上に送信します。このディスプレイインターフェースモジュールからの所定のメッセージを監視側のモジュールが受信できなくなると、このコードが設定されます。

主な原因

可能性の高い順に記載しています。

  1. バス配線の断線または短絡
  2. モジュールへの電源またはアースの供給なし
  3. モジュールの故障

症状

  • フロントディスプレイ機能が使用できない、または制限される場合がある
  • 車両によっては警告が表示される

診断方法

  1. スキャンツールでフリーズフレームデータを記録し、どのモジュールがU0255を記録したか確認します。次に、ほかのネットワーク通信コードから共通の故障箇所が示されていないか確認します。
  2. フロントディスプレイが作動するか確認し、表示機能のうち使えないものを記録します。故障のパターンは、影響を受けたモジュールやネットワーク経路を絞り込む手掛かりになります。
  3. ディスプレイインターフェースモジュールのコネクターと近くのバス配線に、接続の緩み、腐食、損傷、短絡または断線の兆候がないか点検します。
  4. 電源の故障により正常なモジュールでも通信できなくなることがあるため、メーカー指定の条件でモジュールの電源とアースを点検します。
  5. 電源とアースに問題がなければ、メーカーの手順に従ってフロントディスプレイインターフェースモジュールへのネットワーク配線に断線または短絡がないか点検します。

一般的な修理方法

  • フロントディスプレイインターフェースモジュールのコネクターが緩んでいる場合は、接続し直すか固定します。
  • ネットワーク配線やコネクター端子の損傷、腐食を修理します。
  • ディスプレイインターフェースモジュールへの電源またはアースの接続不良を修理します。
  • 配線と電源が正常で、それでも通信しない場合は、フロントディスプレイインターフェースモジュールを交換します。

運転を続けても大丈夫ですか?

車両が正常に走行し、影響がフロントディスプレイ機能だけであれば、運転できる場合があります。ただし、表示されない情報に頼らないでください。車両操作に必要な情報が見えない場合は、安全な場所に停車してください。

コードはコントロールユニットが故障を検知した場所を示すものであり、必ずしもその部品が故障しているとは限りません。原因を順番に確認し、部品を交換する前にテストで確認してください。 複数のコードをまとめて確認

これは共通コードです。どのメーカーでも同じ意味を持ちます。自動車メーカーが独自のサービス情報でより詳細な情報を追加している場合があります。

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